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NOTのこだわり

 
 

PTB免荷装具の制作工程

PTB短下肢装具は膝のお皿の下を体重支持箇所として利用することで、下腿の骨や足底への体重負荷を軽減するための装具です。
下腿骨折の他、くるぶしや踵骨などの骨折時、また、重度の足底面の創傷時などに使用されます。
製作の各工程でそれぞれ高い技術と経験が必要とされます。
ここでは、技術と経験に裏打ちされたNOTの義肢装具士と技術者による各工程での作業内容をご覧いただけます。

頸椎装具

採型と問診

採型と問診は製作のための第一歩であり、PTB免荷装具ご提供までのウエイトの80%以上を占めているといっても過言ではありません。ここですべての情報を収集します。主に病院にて行う工程ですが、患者様にご来社いただいて行うこともあります。

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石膏流し込み及びモデル修正

石膏流し込み、およびモデル修正は、採型と問診で得られた情報を元に、装具に必要な修正を加えていく作業です。たとえば「足のくるぶし部分にプラスチックがあたると痛いので除圧してください」などといったご要望をいただいた場合などは、くるぶし部分に「盛り修正」といって、あらかじめ膨らませておく加工を行ったりします。一概にフィットした装具といっても、上述したとおり必ずしも体に接触していれば良いというわけではありません。治療に必要な修正を加えていく工程がこのステップに必要な作業となります。

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プラスチック成型

修正したモデルにバキュームという吸引ポンプを使いながら真空成型を行い、患者様の足に合わせてプラスチックを絞り込んでいきます。PTB免荷装具の場合は前面シェル部分にスポンジを挟み込みますので、スポンジ成型もここで行います。




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支柱曲げ加工

ここではハッカーと呼ばれる特殊な工具を使用して絞りあがった本体に金属支柱を沿わせていきます。また、あぶみと呼ばれる金属の土台を適切なアライメントで設定します。





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トリミング・支柱磨き・各種加工

採型と問診で得られた情報を元にトリミングを行います。ここでも支持面が多ければ良いというわけではなく、逆に大きな穴を開けたり、支持する部分を減らす等、支持面を少なくしなければならないケースがあります。すべては採型と問診で決まる理由はここにあります。また、ここでは金属も磨いたり、穴を開けたりもします。



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仕上げと組み上げ

各種部品を磨き上げた後に組み込み、仕上げ作業を行います。プラスチックと金属を組み合わせ、かしめ作業を行います。また、ベルトの材質や使用する革の底材、色、長さなども、情報や指示に従って製作していきます。PTB短下肢装具には、ねじ締め、かしめ打ち、ベルト縫いベルト裁断、足底内張り作成、足底裏革貼りなどの工程があります。



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納品(装着開始)

最終チェックを現場にて行います。適合チェックを行った後、万一、修正箇所がある場合はほとんどが現場での対応となりますが、状況や場合によってはお預かりして再度加工をすることもございます。また、状況によっては仕上げを行う前に仮合わせを行う場合があります。その場合はStep5→仮組み→仮合わせ→Step6の順序で製作することになります。
こうした細かなステップを経て、患者様にもっとも適切となる装具を一つひとつ仕上げていきます。




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