エヌ・オー・ティーが目指すのは、 “ホスピタリティーの精神”です。


おかげさまで、開業10周年を迎えました。

おかげさまで株式会社エヌ・オー・ティーも2011年9月をもちまして開業以来10年目に入りました。

これもひとえに患者様、先生方、看護士やリハビリのコメディカルスタッフの方々、各メーカーの皆様のお陰でございます。この場を借りて御礼申し上げます。いつもありがとうございます。事業は続けていくことが何よりも大切です。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

ホスピタリティーの心を忘れず、患者様を支え続けます。

義肢装具の製作を通じて私たちエヌ・オー・ティーがいつも心掛けていること。それは、患者様は治療を受ける患者様である以上に、大切なお客様であるということです。だからこそ、どんな患者様に対しても私どもは“ホスピタリティの精神”を持って接しなくてはならないと思っております。

ところで、ホスピタリティを辞書で引いてみると「心のこもったもてなし、手厚いもてなし」と書いてあります。横文字で、さも欧米人が考え出した言葉のような気がしますが、実は昔から私達日本人のDNAとして脈々と受け継がれている「一期一会」に通じるものだと私は思っております。一生に一度しかない出会いを大切に、最高のおもてなしをする。それがまさに「ホスピタリティの精神」ではないでしょうか。寄り添う心と誠意で患者様に接することで幸せと感動を与える。私たちはそんな接客を目指し、日々努力してまいります。

もちろん、気難しい患者様にどんなに誠意をもってお話ししてもわかってもらえないこともあります。時には悲しく辛いこともあります。しかし、時には不機嫌でぶっきらぼうな口調で散々文句を言われ、へこたれそうになっても、その患者様が最後に「ありがとう」という一言をおっしゃっていただけたならば望外の幸せであり、これ以上の喜びはございません。

また、相手のことを思いやり、多少我慢することであっても受け入れることでお互いが優しい気持ちになり、最後はそれが自分にご褒美として返ってくると思っています。人と人との繋がりが希薄になりつつある今、ホスピタリティの精神は意識してつくるものではなく、日々の生活の中で培い、自然な振る舞いの中で生まれなければならない—それが私どもの目指す究極のホスピタリティだと思っています。

患者様から「ありがとう」の感謝のお言葉をいただきながら私どもも癒され、ともに成長し、患者様とご家族の明日を切り拓くために、エヌ・オー・ティーをお役立ていただければ幸いに存じます。

株式会社エヌ・オー・ティー
代表取締役 中島 弘道